腰痛、更には座骨神経痛まで生じる原因の一つとして、腰椎がズレたという原因があります。
(他にも原因としては、仙腸関節のズレ即ち骨盤の歪みなどもあります。)
腰椎がズレる直接の行為としては、日常的に不自然な姿勢になることが多い、事故で衝撃を受けたなどがあります。
(なお、ここでの事故とは交通事故のようにぶつかっただけでなく、コケた、落ちたなども含みます。)
武術等(武道・武術・格闘技)の修行者には、特に長年稽古している者は腰痛、更には座骨神経痛を抱えていることがよくあります。
不自然な姿勢や事故により、腰痛、更には悪化して座骨神経痛(お尻~足先の一部または全体の痛みやしびれ)まで発症していることがあります。(=´▽`=)
まず、武術等における不自然な姿勢について。
世間一般では、武術等の修行者は概ね姿勢が正しく綺麗という認識があるかと思います。
武術等の種類にもよりますが、特に空手や剣道などでは、立っている時、座っている時、また技をやっている時、背筋は真っ直ぐに伸ばすよう指導されることが多いのですが、実はこの背筋がピンッと伸ばされた姿勢は、人にとっては不自然な姿勢なのです。
その他、空手では技において足幅を大きく取り、腰の半身・正面の切り替えをしっかり行うよう指導する流派や道場もありますが、これも同様に不自然な姿勢なのです。
実はこれらの姿勢は「反り腰」に近いものがあり、脊椎は本来、前後方向に緩やかなS字を描いているのが自然なのです。
従って、稽古間隔が空くと腰痛が緩和されることがあるのです。
なお、稽古を重ねると日常的にも一般的に正しく綺麗とされる姿勢が身に付きますが、その結果として腰椎に負担が掛かって歪んで「反り腰」となり、常に腰痛の状態になることがよくあります。
孫猫院長はこのピンッと背筋を伸ばす姿勢は、明治以降の西洋の軍隊式の「気を付け」の姿勢に影響されたのではないかと推測しています。
それはともかく、武術等の修行者は「反り腰」による腰痛防止のため、日常生活ではややだらんとした姿勢(特に腰)を心掛ける方が良いのではないかと思っています。
なお、「反り腰」は腹筋と背筋のバランスが良ければ、ある程度は緩和することが可能ですので、腹筋を鍛えた方が良いと思います。
次に、事故について。
柔道や古流柔術や合気道などには投げ技がありますが、実は稽古で投げられることは事故と同じことであり、衝撃で腰椎が歪むことにより、腰痛に繋がることがよくあります。
なお、腰椎の箇所を床に直接打ち付けなくても、急激な強い衝撃が腰椎に伝わることにより歪みます。
しかし、武術等の修行者は根性論の持ち主が多く我慢してしまう傾向があり、その後も治さずに投げられる稽古を繰り返す状況にあります。
その結果として腰椎の歪みが進み、腰痛の他に座骨神経痛も発症する方も少なくないのではないかと思います。
なお、孫猫院長がこの整体の道に進んだのも元はと言えば、かつて所属していた道場では上級者程、長年の故障の蓄積により、稽古をしたくとも痛みで充分な稽古が出来ない傾向にあったため、何とか改善してあげられないだろうかという思いがあったからなのです。(=・▽・=)
【腰痛・座骨神経痛は千葉市若葉区西都賀の孫猫整体院へ】
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